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新潟新米のおいしい食べ方

新潟新米のおいしい食べ方

秋になると、新米が食べたくなりませんか?新潟のお米は、日本一のお米として有名で、そのおいしさや魅力は格別です。そんな新潟新米には、どんな種類があるのか、そしてどうやって食べるのが一番おいしいのか、などと疑問に思うことはありませんか?

この記事では、新潟新米の特徴、おすすめの食べ方や保存方法などを紹介します。

新潟新米とは?

収穫されたばかりの新米は、つや・風味・粘り・香りともに最高の状態なので、食べると同じ品種でも、古米と新米とでは味の違いにすぐ気付きますよね。新潟県の新米をいち早く食べるためにも、新米の時期を把握しておきましょう!


新潟新米の定義と収穫時期

新米とはその年に収穫されたお米のことで、古米とは1年経過したお米のことです。正確な定義としては、生産年の12月31日までに精米され、容器に入れられたお米のことを新米と呼びます。例えば、2023年に収穫されたお米は2023年12月31日までに精米され、容器に入れられたお米は新米です

古米は、収穫されてから1年以上経過したものです。日本では米穀の取引に関わる年度を11月1日から10月31日までの1年間を区切りとしていますので、翌年の11月1日からは新米は古米と呼ばれるようになります。

新潟県での収穫は早い品種で8月末から始まりますが、通常は9月上旬から下旬にかけてがお米の旬となります。

新潟新米の特徴と魅力

新潟県は全国でも有数の米の生産地として知られ、コシヒカリは全国のお米の中でもトップブランドとして位置づけられる人気のブランド米です。そんな米どころとしても広く認知されている新潟県は、国の特別豪雪地帯となり冬には多くの雪が積もる地域です。この雪が春には溶け、山の落ち葉が腐葉土の養分を含み、ミネラルが豊富な雪解け水で育ったお米は格別の美味しさを味わえます。

新潟新米の代表的な品種

コシヒカリ(収穫時期:9月中旬頃)

新潟県内でも広く栽培されている品種。新潟県産のコシヒカリは、新潟一般・魚沼・岩船・佐渡の地域に区分されて流通しています。独特の甘みや粘り、炊き上げた時の艶やかさや香りなどが評価され、新潟県産コシヒカリは全国ブランドとして支持され続けています。


新之助(収穫時期:9月下旬頃)

高温に強く、コシヒカリと同等の品質を持つブランド米として誕生した品種です。大粒で光沢に優れ、ほんのりとした香りと芳醇な甘みを感じられます。しっかりした粘りと弾力があり、噛めばかむほどに甘みを感じます。冷めても硬くなりにくく美味しさがキープされる特徴があります。

こしいぶき(収穫時期:9月上旬頃)

コシヒカリより収穫時期が早く、コシヒカリの美味しさの特徴を受け継いだ品種。食味はやわらかめで適度な粘りがあります。粘りはありますがあっさりしているので、どんな料理にも合いやすく、価格も手ごろなので家庭用としてもぴったりです。

葉月みのり(収穫時期:8月中旬頃)

早く収穫できる極早生品種の葉月みのり。平成29年に新潟54号とこしいぶきを掛け合わせ、品種登録された新しい品種です。食味がよく、適度な粘りがあります。粒も大きく、甘みの強さが特徴です。

つきあかり(収穫時期:8月下旬頃)

ツヤがあり、粒が大きく、硬さともっちり感がほどよい食味です。揚げ物や肉料理など、味付けがしっかりした洋食にもマッチする美味しさです。コストパフォーマンスが良く、保湿性が高い特徴があります。

新潟新米のおいしい食べ方とレシピ~ご飯やおかず、おにぎりやお弁当など~

美味しい新潟の新米を手に入れたなら、最高の状態で食べたいですよね。そのためにも、保存や炊き上げのポイントを抑えてくださいね!


新米の保存方法

お米を常温で保存している方は多いと思いますが、お米も野菜などと同じ生鮮食品ですので温度が高くなる場所や、湿度の高い場所での保存は控えてください。温度は15℃以下で湿度が低く、風通しの良い場所で保存しましょう。室温が高くなる場合は冷蔵庫での保存が適しています。密閉できるパッキン付きの蓋がある保存容器やペットボトル、ジッパー付き保存袋などに入れて保存するのがベストです。桐や檜の米びつは、湿度を調節する効果や防虫効果があるのでおすすめです。保存容器はこまめに洗い清潔な状態を保ちましょう。正しい方法で保存すると、お米の鮮度と美味しさを長くキープすることができますよ。

新米の炊き方

1.新米の計量方法

計量カップを使い、すりきりして正しい量をはかりましょう。料理用の計量カップでお米の量をはかる場合は、1合180ml。重さを計量する場合は、1合150gとなります。

2.新米を洗うときのポイント

洗い始めの水ではしっかり洗わず、素早く捨てます。新米の洗米で注意したいポイントは、米粒が柔らかいので力を入れて念入りに洗わないようにしましょう。短時間でやさしく洗うことが大切です。

3.炊き上げの水加減

お釜の水の量に合わせて水を入れます。新米は水分が多いので水を少なめに設定したほうが良いと聞きますが、現在はお米の保管技術や環境が良くなったので新米も普通の水加減で大丈夫です。

4.お水に浸す時間

普通の白米より新米は細胞壁が柔らかいため、通常より給水時間はやや短めで大丈夫です。しかし、水の温度が低くなる冬場は給水時間を1時間程度にします。浸水後はざるで5分程度水切りをしましょう。

5.炊飯

新米は古米より粘りが出やすいので、通常より高い火力を使い短時間で仕上げます。新米に設定できる炊飯器も発売されていますが、新米モードがない場合は早炊きに設定するのがおすすめです。

6.蒸らしてから炊き上がりのほぐし方

新米の蒸らし時間は短めにする。お米をほぐす時は、ごはんの底から大きくやさしく返し、余分な水分を外に出すようにします。この時、新米はやわらかいので、強くかき混ぜると潰れて粘りが出てしまいます。

まとめ

お米は新米、古米でも味が変わりますが、品種によっても味や食感に違いがあります。いつも同じ品種のお米を食べているなら、新米が出た時期に様々な品種で食べ比べしてみても面白いですよ。新米が出回る8月から10月頃からチェックしてくださいね!

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