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お米は日本人の食卓を支える大切な主食です。お米の中でも「新米は美味しい」とよくいわれますが、そもそも新米はどんなお米のことなのでしょうか。この記事では、新米はどんなお米なのか、品種や特徴について解説します。
新米とは?新米の魅力は?
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収穫したばかりの新鮮なお米を、その年の12月31日までに精米、袋詰めしたものを新米といいます。
お米の収穫は、毎年8月から10月頃にかけておこなわれます。秋は新米の最盛期といえるでしょう。
新米の魅力は、収穫直後の新鮮さが味わえることです。新鮮なお米は水分量が多く、つや、粘り、香りなどが抜群で美味しいといわれています。収穫直後の新鮮な新米は、秋の風物詩として多くの人々に愛されているのです。
お米の主な産地は?
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国内の主なお米の産地は、新潟県、北海道、秋田県などです。令和4年の各都道府県別、お米の生産量をご紹介します。
1位:新潟県 63万1,000トン
2位:北海道 55万3,200トン
3位:秋田県 45万6,500トン
新潟県は日本有数の米どころで、魚沼産コシヒカリなどの有名なお米を栽培しています。北海道はゆめぴりかやななつぼし、秋田県はあきたこまちが有名です。
日本のお米栽培の歴史
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日本でお米の栽培が始まったのは、縄文時代だといわれています。
福岡市の板付遺跡や、青森県の田舎館遺跡には水田の跡が残っていることから、縄文時代の後期には既にお米の栽培が始まっていたのではないかとされています。
その後弥生時代には稲作農業が完成し、お米の栽培が盛んに行われていたようです。弥生時代の農耕集落である静岡県の登呂遺跡からは、用水路などが整備された弥生水田が発見されています。
日本のお米栽培の歴史は古く、昔から日本人の食卓を支えていたことがわかります。
日本各地の美味しい新米と特徴をご紹介!
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お米にはさまざまな品種があり、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。ここからは、日本各地の美味しい新米をご紹介します。
ななつぼし
「ななつぼし」とは、北海道のブランド米のひとつです。
「ななつぼし」は、北海道のお米の作付面積の約半数を占めています。濃い甘さと程よい歯ごたえ、粘り気があり、バランスの良い味わいが特徴です。新米の出荷時期は、10月上旬頃です。
ひとめぼれ
「ひとめぼれ」は主に宮城県など東北地方で栽培されているお米です。コシヒカリの次に流通量が多く、人気が高いお米だといえます。
食味はさっぱりしていますが甘さもあり、柔らかい口当たりが楽しめます。主張しすぎない味わいなので、どんな料理にも合わせやすいでしょう。新米の出荷時期は10月上旬頃です。
晴天の霹靂
「青天の霹靂」は青森県で誕生したお米です。聞いたことがない方もいるかもしれませんが、それもそのはず。青天の霹靂は、2015年に販売が開始されたばかり。青森の新品種なのです。
粒が少し大きめで上品な甘さと粘り気がある青天の霹靂は、どんなおかずとも相性ばっちり。新米の出荷時期は10月上旬頃です。
はえぬき
「はえぬき」は山形県のオリジナル品種です。
粒がしっかりしているので歯ごたえがあり、噛めば噛むほど甘さが口に広がります。冷めても美味しく食べられるので、お弁当やコンビニのおにぎりなどにも使用されています。新米の出荷時期は、10月上旬頃です。
森のくまさん
「森のくまさん」は熊本で生まれたブランド米です。
コシヒカリとヒノヒカリを両親にもつ森のくまさん。ホロホロとほどけやすい見た目ですが、口に入れるとみずみずしく、甘さもしっかりあります。米粒は細めですがツヤがあり、見た目も美しいお米です。新米の出荷時期は、10月中旬頃です。
美味しい新米の見分け方・選び方のコツ
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新米を選ぶときのコツは、精米日に注目することです。
お米は精米してから日が経つと、味が落ちて劣化します。新米を選ぶ時はなるべく新しい精米日のものを選び、精米日から1ヶ月ほどで食べ切れる量を購入すると良いでしょう。
夏場はお米が痛みやすく、冬場は乾燥してお米の水分が抜けてしまうこともあります。精米日が新しく、早めに食べ切れる量の新米を購入すれば、最後まで美味しく食べられるはずです。
まとめ
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収穫したばかりの新鮮なお米を、その年の12月31日までに精米、袋詰めしたものを新米といいます。
新米は、ツヤ、甘さ、香り、粘り気などが素晴らしく、みずみずしい味わいが楽しめます。毎年10月頃に多くの新米が出荷時期を迎えるので、色々な品種を試してみて秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。