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コシヒカリはどんなお米?コシヒカリの特徴や旬の時期、由来について解説

コシヒカリはどんなお米?コシヒカリの特徴や旬の時期、由来について解説

「コシヒカリ」はお米の品種の中でも有名で、多くの方が名前を聞いたことがあるはずです。コシヒカリは美味しいというイメージがありますが、そもそもコシヒカリとはどんなお米なのでしょうか。この記事では、コシヒカリはどんなお米なのか、特徴や旬の時期など解説します。

コシヒカリとは?

有名なお米「コシヒカリ」ですが、そもそもどのようなお米なのでしょうか。特徴や産地などをご紹介します。

特徴

コシヒカリの特徴は、お米特有の甘みと粘り気が強く、香り、ツヤ共に素晴らしいことです。味良し、見た目良しのとてもバランスが良いお米といえます。

北海道と沖縄以外の全国で栽培されているコシヒカリは、お米の中でもメジャーな品種です。さまざまあるお米の品種の中でも生産量が多く、多くの日本人に親しまれていることがわかります。

主な産地

コシヒカリの主な産地は、新潟県、茨城県、栃木県です。特に新潟県の魚沼産コシヒカリは有名で、お米の中でもトップブランドといえるでしょう。

魚沼市は、稲が発育する夏場の気温が高く、夜間はグッと冷え込む気候が特徴です。魚沼のコシヒカリは日中に太陽の光をたっぷり浴びてデンプンを蓄え、そのまま気温の低い夜間を乗り越えます。そのため、甘く美味しいコシヒカリに育つそうです。


旬の時期

主要な産地の新潟県では、10月頃に旬を迎えます。

お米全般の収穫期は9月から10月頃で、コシヒカリも同様です。この時期に出荷されるお米は「新米」として、多くのご家庭で親しまれています。まさに秋の風物詩ですよね。

歴史

今では「コシヒカリといえば新潟県」というイメージがありますが、実はコシヒカリが生まれたのは福井県なのです。

始まりは昭和19年。新潟県で「農林22号」と「農林1号」という品種をかけ合わせてコシヒカリのルーツとなる株が作られました。その株が福井県の農事試験場で育成され、完成したのが「越南17号」という品種です。

新潟県、千葉県で栽培が奨励された「越南17号」は、昭和31年に「コシヒカリ」として品種登録され、現在に至ります。

値段

まず、有名な魚沼産コシヒカリの値段を見てみましょう。

令和4年の魚沼産コシヒカリは3kg2,700円、5kgで4,200円で販売されています。魚沼産コシヒカリの値段は毎年大きな変化はないようです。

一方、同年の産地を限定しないコシヒカリの値段は、5kgで2,200円前後となっています。魚沼産コシヒカリのブランド力は強く、値段も高めになってしまうのかもしれません。

他の品種とどこが違うの?

コシヒカリの他にも有名なお米の品種は「ヒノヒカリ」「あきたこまち」などがあります。両者とコシヒカリとの違いはどのようなものなのでしょうか。

まずヒノヒカリとコシヒカリの違いは、味のさっぱり感です。ヒノヒカリはコシヒカリから生まれた品種なので、味自体はよく似ています。しかし、ヒノヒカリのほうがさっぱりとした味わいです。濃い味、薄味、どんなおかずにもよく合うでしょう。お米を主役にして食事を楽しみたいならコシヒカリ、おかずとの組み合わせを考えるならヒノヒカリがおすすめです。

あきたこまちとコシヒカリの違いは、お米の粘り、さっぱり感などです。コシヒカリはお米の粘り気が強く、味もしっかりついています。一方あきたこまちは粘り気は控えめ、さっぱりとした味が特徴です。


コシヒカリの美味しい食べ方・炊飯方法は?

美味しいコシヒカリを更に美味しく食べるには、どのような方法があるのでしょうか。コシヒカリの美味しい食べ方、炊飯方法をご紹介します。

新米の時期に食べる

コシヒカリをより美味しく食べる方法は、新米の時期に食べることです。

新米は古米に比べて水分量が多く、みずみずしくて美味しいといわれています。コシヒカリを収穫直後の新米の状態で食べれば、より美味しく食べられるでしょう。毎年10月頃から収穫が始まり市場に出回るので、秋の新米シーズンにぜひチェックしてみてくださいね。

濃い味のおかずと一緒に食べる

コシヒカリをより美味しく食べる方法は、濃い味のおかずと一緒に食べることです。

お米の味が強く、甘さ、粘り気もしっかりとあるコシヒカリは、濃い味のおかずとの相性が抜群。とんかつやハンバーグ、漬物やキムチなどのガッツリと味がついたおかずと一緒に食べてみましょう。味の濃いコシヒカリとおかずが両者の良さを引き立て合い、より満足度の高い食事になるはずです。

正しい方法で炊飯する

コシヒカリを美味しく食べる方法は、正しい方法で炊飯することです。

まず、お米を計量カップすりきりで計りましょう。ここでお米の量が多かったり少なかったりすると、炊き上がりの味に影響が出ます。計量は丁寧に行いましょう。

きれいなお水で軽く研いだら30分〜1時間ほど浸水させ、炊飯します。お米が最初に触れる水や浸水、炊飯する際の水はミネラルウォーターがおすすめです。毎回は難しいですが、特別な日にはぜひミネラルウォーターでお米の炊飯にチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

コシヒカリとは、日本で最も生産量の多いお米です。全国的に栽培されていますが、特に有名なのが新潟県の魚沼産コシヒカリではないでしょうか。

お米の味がしっかり味わえるコシヒカリは、粘り気、甘さも抜群です。10月頃に旬を迎えるので、新米の時期にぜひ食べてみてくださいね。

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