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お米の人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期について知ろう

お米の人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期について知ろう

日本を代表する食べ物、お米。日本人にとって、毎日の食卓に欠かせない主食ですよね。

今回は、そんなお米の品種とその特徴について紹介します!実はお米には様々な品種が存在していて、美味しさや旬の時期などがそれぞれ異なります。日本のお米産地や人気品種10選も合わせて紹介しているので、ぜひお米選びの参考にしてくださいね♪

お米の種類は?

日本のお米には、900種類以上もの品種が存在していて、その中でも私たちの主食として多く栽培されているのは、約300種類程といわれています。

お米は品種ごとに味、食感、香りなどが異なり、特に食感は「もっちり派」「しっかり派」など好みが分かれやすいですよね。そこでまずはお米の食感について、もっちり系、しっかり系それぞれの代表品種とおすすめの食べ方を見ていきましょう!


もっちり系

もっちり系のお米は比較的柔らかな食感で、冷めても美味しいのが特徴です。また品種にもよりますが、味わいは甘みが強く、お米の風味をしっかりと感じられるものが多いです。そんなもっちり系のお米には、以下のような代表品種が存在しています。

  • コシヒカリ
  • 新之助
  • ゆめぴりか

どの品種も食感がもっちりしていて粘りがあり、噛めば噛むほど強い甘みを感じられる美味しいお米です。もっちり系の品種は、お米自体の風味や味わいを存分に楽しめるよう、おにぎりにしたりシンプルなおかずと一緒に食べるのがおすすめです◎

しっかり系

しっかり系のお米はもっちり系のお米に比べ食感が硬めで、心地よい歯ごたえがあります。味わいはあっさりしていて、料理の味を邪魔しない上品なものが多い傾向です。そんなしっかり系の代表品種は、以下の通りです。

  • あきたこまち
  • ななつぼし
  • ササニシキ

どの品種もお米の粒感をしっかりと感じられ、食べ応えも満点◎もちろんお米自体の旨味も十分に感じられ、噛むほどに味わいが増します。オールマイティーな美味しさで、カレーライスや炒飯などの家庭料理にも向いています。

生産量が多いお米品種ランキング

お米は、品種によって生産量も大きく異なります。特に人気の高い品種は各産地で積極的に栽培され、毎年新米の季節に多く出荷されています。国内で栽培されているお米品種の生産量トップ5は、以下の通りです。

  1. コシヒカリ 30.1%
  2. ひとめぼれ 9.6%
  3. あきたこまち 8.8%
  4. ななつぼし 4.8%
  5. ヒノヒカリ 4.2%

1位のコシヒカリは、国内生産量のうち約30%を占める人気品種です。またトップ5の生産量を合わせると、全体の50%以上の割合を占めます。年間で生産されるお米の総量は約500万トンで、中でも人気の品種は非常に多く栽培されていることが分かりますね。


お米の主な産地

日本では年間約500万トンものお米が生産されていますが、中でも品質が良く、美味しいお米を多く生産している産地とはどこなのか気になりますよね。国内にある「米どころ」として有名なお米の産地は以下の通りです。

  1. 新潟県
  2. 北海道
  3. 秋田県

1位の新潟県は、人気品種「コシヒカリ」を誕生させた日本一のお米の名産地。全国シェアは7.7%で、年間60万トン以上ものお米を生産しています。

続いて2位北海道、3位秋田県の順に並び、北海道では「ゆめぴりか」、秋田県では「あきたこまち」などの人気品種をそれぞれ誕生させています。


【2023年版】お米の人気品種・銘柄とその特徴

ここからは、日本で栽培されているお米の人気品種10選を紹介します!それぞれの美味しさや旬の時期など詳しく紹介するので、お米好きな人は要チェックです◎

またこれから紹介する品種は、贈り物としても人気のお米です。新米の季節には、各産地の直売所を中心に、通販サイトなどでも見かける機会が増えるので、内祝いなどに美味しいお米を贈りたい人は、ぜひ参考にしてください。

コシヒカリ

日本一の「米どころ」として知られる、新潟県で生まれた「コシヒカリ」。現在ではコシヒカリを親とする様々な新品種も開発されており、その美味しさは根強い人気を誇っています。

そんなコシヒカリの特徴は、白くてツヤのある美しい見た目と、口いっぱいに広がる芳醇な甘み。食感はもっちりと柔らかく程よい粘りも感じられ、まさにお米のトップブランドにふさわしい良質な食味です。

原産地である新潟県では毎年9月中旬頃に収穫を迎え、旬の新米コシヒカリは全国に多くのファンを獲得しています。

ひとめぼれ

宮城県で生まれた「ひとめぼれ」は冷害に強く、寒い地域でもよく育つお米。力強い生命力を感じさせる、しっかりとした歯ごたえが持ち味で、出会ったとたん、見た目の美しさとその美味しさに一目惚れしてしまうことからこの名前が付けられました。

ひとめぼれの味わいは上品で雑味がなく、さっぱりとした甘みを感じられます。食感は硬めですが口当たりが良く、主張し過ぎないマイルドな美味しさです。旬の時期はコシヒカリと近く、9月中旬頃からとなります。

ななつぼし

北海道で生まれ、国内屈指の人気品種となった「ななつぼし」。粒立ちが良く、お米の食感をしっかりと感じさせる半面、粘りが強く冷めても美味しいという特徴を合わせ持ちます。この優れた特徴から、お寿司屋さんなどでも多く使われているお米です。

またななつぼしは、無洗米にすると「あきたこまち」や「ひとめぼれ」よりも食味が良いと評価されており、手軽にその美味しさを楽しむことができます。旬の時期は9月上旬頃で、お米の中でも比較的早い時期に収穫を迎えます。

あきたこまち

秋田生まれの美人「小野小町」にちなんで命名された「あきたこまち」。その名の通り輝くツヤと透明感のある美しい見た目が特徴で、香りにも優れた美味しいお米です。また味わいは上品で、甘みと旨味のバランスに優れています。

和食との相性が良く、懐石料理などでも使われることの多いお米です。旬の時期は9月下旬頃で、地元の直売所には新米あきたこまちを求め、毎年多くの人が訪れています。

こしいぶき

コシヒカリと同じ新潟県で誕生した「こしいぶき」。現在ではコシヒカリと並ぶ、新潟米の二本柱として人気を集めています。炊きあがりのツヤと香りに優れ、味わいはコシヒカリよりもあっさりとしているのが特徴です。

料理の味を邪魔することなく、パクパクと食べられるお米らしい美味しさを持っています。旬の時期は9月上旬頃と比較的早く、暑い時期でも豊かに実ります。

はえぬき

山形県を代表する「はえぬき」は、山形県独自の風土や気候を生かして作られたお米で、他の地域では山形県程の品質には育たないといわれています。そんなはえぬきの特徴は、冷めても味が落ちず、ふくよかな甘みと旨味を感じられること。

食感はやや硬めで粘りがあり、お弁当やおにぎりに最適なお米です。旬の時期は10月中旬頃と遅く、お米の中では晩生品種といえます。

ヒノヒカリ

九州や中国・四国地方で多く栽培されている「ヒノヒカリ」は、九州の温かい太陽を表す「日」と、ご飯が光り輝く様子から命名された人気品種。香りや食感のバランスが良く、どんな人にも好まれやすい味わいが特徴です。

主張が強すぎず、料理の美味しさを引き立ててくれるヒノヒカリは、家庭料理との相性が良く、調理しても美味しく食べられますよ。収穫は10月に入ってからで、旬の時期は10月上旬頃となります。

ササニシキ

ひとめぼれと同じ宮城県で生まれた「ササニシキ」は、癖のないあっさりとした味わいが特徴。料理や調理法を選ばず、どんな食べ方でも美味しさを発揮できるオールマイティーなお米です。

現在でも人気のササニシキですが、寒さや病気に弱く、お米の中でも育てるのが難しいといわれています。そのため原産地である宮城県でも生産量は減っており、貴重なお米となっています。

旬の時期は9月中旬頃ですが希少なため、旬の新米ササニシキを味わいたい人はこの時期を要チェックです。

新之助

新潟県の期待の新品種「新之助」は、大粒でコクと甘みに優れたお米です。同じ新潟県で生まれたコシヒカリとはまた違った美味しさを持っており、これまでにないお米として地元を中心に人気が高まっています。

旬の時期は9月下旬頃で、コシヒカリよりやや遅い時期から出回りはじめます。新しい可能性を秘めた新米新之助は、今後どんどん人気が高まり、ファンを増やしていくでしょう。

ゆめぴりか

北海道を代表する「ゆめぴりか」は、日本を代表する美味しいお米の1つ。甘い香りと味わいで、強い粘りがあるのが特徴です。柔らかさの中に程よい歯ごたえもあり、こしの強いお餅のような独特の食感が楽しめます。

旬の時期は9月上旬頃で、ゆめぴりかの収穫タイミングを見極めるのは非常に難しいといわれています。北海道の米農家は皆神経を使い、収穫にベストなタイミングを計っているそうです。

まとめ

今回は、お米の品種について紹介しました。

日本で栽培されているお米には、品種によってそれぞれ違った魅力があり、生産量や旬の時期も異なります。自分好みの本当に美味しいお米を選びたい人は、ぜひ品種に注目してみてください◎

また全国のお米産地では、毎年秋になると新米の収穫がはじまります。この時期にはコシヒカリなどの人気品種をはじめとする美味しい新米が出回るので、お米好きな人は逃さずゲットしてくださいね♪

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