結婚や出産など、身内でおめでたいことがあったときに贈る、内祝い。大切な親族や友人のお祝い事には、本当に喜ばれるものを贈りたいですよね。
今回は、そんな内祝いで選ばれることも多い「お米ギフト」について紹介します!贈り物に最適や人気品種や、お米を使った商品など詳しく紹介しているので、内祝いのギフト選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね♪
内祝いでお米が選ばれる理由は?
内祝いでお米が選ばれる理由は、主に以下の3つがあげられます。
- お米は縁起物だから
- 日持ちしやすいから
- 好みが別れづらいから
お米は「八十八」という文字から成り立ち、古くから末広がりの縁起物として知られています。また1本の稲穂にたくさん実る姿が繁栄の象徴とされ、特に出産祝いの贈り物として現代でも人気です。
さらにお米は縁起物として知られているだけでなく、実用性もバツグンの作物です。お米は主食として多くの家庭で食べられており、保存性にも長けています。これらの理由から、お米は内祝いの贈り物として広く認知され、貰って嬉しいと感じる人が多いんです。
旬の時期で選ぶ!お米の代表品種
お米の中でも、収穫されて間もない新米は、味わいも香りも格別。お米ギフトを贈るなら、旬の新米を選ぶのがおすすめです◎
しかしお米には数多くの品種が存在し、旬の時期がそれぞれ異なります。ここでは、お米の早生品種、中生品種、晩生品種それぞれの旬の時期と特徴について見ていきましょう!
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※2024年1~8月のデータ早生品種|8月下旬頃から
早生品種とは、農作物の中でも成熟期間が短く、比較的早い時期に収穫を迎える品種のことを指します。早生品種のお米は、出穂から35日程度で成熟し、8月下旬頃から収穫が開始されます。
代表品種は新潟県産の「こしいぶき」で、旬の時期は9月上旬頃。雑味がなくあっさりとした味わいで、老若男女を問わず親しまれやすいお米です。
中生品種|9月中旬頃から
中生品種のお米は出穂から40日程度で成熟し、9月中旬頃から順次収穫されていきます。この時期になると多くの品種が収穫を迎え、通販サイトやスーパーにも新米が出回ります。
代表品種には「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」があり、どちらも国内屈指の人気品種です。中生品種のお米の旬は、9月中旬から下旬にかけて。人気品種の新米は全国に多くのファンがいるため、逃さずゲットしたい人は早めに購入しておきましょう!
晩生品種|10月上旬頃から
晩生品種のお米は成熟までに時間がかかり、出穂から50日程度かけてようやく収穫を迎えます。晩生品種の旬は産地や品種によってややバラつきがありますが、おおむね10月上旬頃からとなります。
代表品種は「新之助」で、コシヒカリとはまた違った美味しさを持つお米として新潟県で開発された新品種です。大粒でツヤのある見た目と、コクのある味わいが特徴です。
旬の時期以外に、お米を贈りたい!さてどうする?
内祝いに美味しい新米を贈りたいけど、タイミングが旬の時期とずれてしまうこともありますよね。お米は年中販売されているので、旬の時期以外でも贈ることはできますが、それだと味気なく感じることもあるでしょう。
そんなときは、一風変わったお米の加工品を贈るのがおすすめです◎お米は加工品としても幅広く利用されており、年間通して美味しい商品が多数出回っていますよ。
お餅やお団子
お米を使った商品の中でも代表的な、お餅やお団子。お米本来の甘みや食感が生かされていて、お雑煮やぜんざいなど様々な調理に活用できますよ。
中でも新潟県産のもち米を使用したお餅は、もっちりとこしの強い食感が人気で、きめが細かく見た目も美しいため贈り物にぴったりです。
お煎餅やあられ
お米を使ったお菓子といえば、お煎餅やあられが有名ですよね。サクッとした食感と、バラエティ豊かな味付けで、たくさん貰っても飽きずに食べられます。
とはいえお煎餅やあられは、塩分や糖分が高めで食べ過ぎには注意が必要です。贈る際は量に注意し、できるだけ小さく個装されたものを選ぶと良いでしょう◎
日本酒や調味料
お米といえば、食品だけでなくお酒や調味料の材料としても有名。特に日本酒は国内外を問わず人気な、日本を代表するお酒です。また調味料ではみりんが代表的で、日本食の味付けには欠かせません。
ただしお酒は、妊婦や産後間もない女性は飲むことができません。お酒を贈る際は、相手の体調や状況など十分に考慮しましょう。
贈り物として最適なお米を選ぶポイント・注意点は?
ここからは、お米ギフトを選ぶ際のポイントや注意点について紹介します。お米は内祝いの贈り物としておすすめですが、選び方を間違えるとマナー違反になってしまう可能性もあります。
相手に本当に喜んでもらえるお米ギフトを贈るためにも、選び方のポイントをしっかりとおさえておきましょう!
安全性に配慮する
お米は農作物なので、栽培の過程で農薬が使われていることが多いです。しかし贈り物として購入するなら、できるだけ安全性が高いものを選びたいですよね。
日本のお米産地では、農薬や化学肥料をできるだけ使わずに栽培された、安全なお米も多く出荷されています。お米ギフトを購入する際は、「低農薬」や「低化学肥料」の表示があるものを選ぶと安心ですよ。
等級に着目する
お米には、見た目を重視した「等級」と、味を重視した「食味ランキング」という格付けが存在します。等級は1等級、2等級、3等級に区分され、1等級は整粒割合が70%以上かつ着色粒や異物の混入が15%以下のお米のみに付けられます。
食味ランキングも、美味しいお米を選ぶうえで重要な要素ですが、お米の見た目の良さは味にも影響を及ぼすといわれているため、贈り物として購入するなら1等級のお米を選ぶのがベストです◎
自分や贈り先に縁のある産地で選ぶ
お米の産地といえば、新潟県、北海道、秋田県などが有名ですが、贈り物として購入するなら、自分や贈り先に縁のある産地で育てられたものを選ぶのがおすすめです◎
お米は全国的に広く栽培されている農作物なので、産品として選びやすいはずです。各地域のJAサイトには、地元で育てられている美味しいお米の品種情報などが掲載されているので、ぜひ覗いてみてください!
費用相場はだいたい5,000円くらい
お米に関わらず贈り物を選ぶ際に注意したい、費用相場。内祝いの場合、家族や兄弟には1万円から5万円、親族には5,000円から1万円、友人には3,000円から5,000円程度が相場といわれています。
お米ギフトは、品種や量などによって様々な価格帯のものがあるため、内祝いの相場を基準に選ぶと良いでしょう◎出産祝いの贈り物として人気の名入り体重米は、5,000円前後のものが多いです。
配送のタイミングやマナーに注意する
新米の時期に合わせてお米ギフトを贈る場合、精米日や配送のタイミングに注意しましょう!
新鮮な新米は、精米から1カ月以内を目安に食べきるのがベストです。お米ギフトを選ぶ際には精米日を確認し、できるだけ余裕を持って食べられるよう配送のタイミングも考慮して贈ると親切ですよ。
また生まれたときと同じ重さのお米を贈る体重米は、子どものいない家庭に贈ると失礼にあたるため避けましょう。結婚祝いなら、人気品種を少量ずつ詰め合わせた食べ比べセットなどがおすすめです◎
まとめ
今回は、内祝いにおすすめのお米ギフトについて紹介しました。
お米ギフトを贈るなら、秋に収穫を迎える旬の新米がおすすめ。お米は縁起物として知られ、結婚や出産などおめでたいことへの贈り物として最適です。
またお米は加工商品も販売されており、お米産地のお餅や日本酒など、人気商品も多数出回っています。旬の新米がどうしても贈れない場合は、お米を使った商品もぜひ検討してくださいね♪