米どころとして有名な新潟県には、美味しいお米の品種やブランド米がたくさんあります。
品種やブランドにより、粘り気や柔らかさ、甘みなどに違いがあるのですが、全種類を購入して食べ比べをするのは大変ですよね。
そこで、この記事では、新潟のブランド米の特徴や魅力をご紹介!この記事を読んで、ご自身のお好きなお米の品種やブランド米を探すのに役立ててくださいね。
新潟の品種やブランド米ってどんなお米?その種類や特徴を知ろう
新潟県はお米の生産地として有名な地域で、様々な品種・ブランド米が生産されています。その中でも有名な品種は昭和31年に誕生した品種のコシヒカリです。昭和の時代から日本人に長く愛され続けているコシヒカリの特徴をはじめ、様々な品種の特徴を知れば、自身の好みに合ったお米探しに役立ちますよ!
新潟のブランド米の歴史と魅力
日本海側に位置する新潟県は、山と川に恵まれた自然豊かな場所です。信濃川をはじめ、多くの川が流れる肥沃な大地と、雪解けの清流、米づくりに適した気候風土が広がります。日本一の米どころと謳われている新潟県には、米作りの長い歴史と伝統があります。
新潟県は昭和37年に日本一うまいコメづくり運動をスタートさせました。その時に使われた品種がコシヒカリです。栽培が難しいコシヒカリを苦労の末、昭和50年頃には全国に名を馳せる有名なブランド米へと位置づけるほどになりました。
新潟のブランド米の代表的な種類とその違い
新潟の有名品種やブランド米といえばコシヒカリですが、その他にも美味しいお米がたくさん生産されています。
コシヒカリ
言わずと知れたお米の中で最も有名な品種。もっちりとした粘りと、甘みを感じやすい柔らかめの食感。香りや甘みが良く、味が秀逸です。コシヒカリの総合的な美味しさの評価が、長く愛され続ける理由です。白米だけでも噛めば噛むほどに甘みを感じられますが、和食のお料理との相性が良く、とくに魚料理や刺身などとの相性抜群です。
こしいぶき
コシヒカリを親として育成されたブランド米。炊きあがったお米のツヤも良く、粘り気がありますが、クセが少なくてあっさりした味が特徴です。お米の味が主張しすぎないため、食材や料理の風味を邪魔することなく引き立てる役割を担います。どんな料理にも合わせやすく、値段も手ごろなので家庭用としても最適なお米です。
新之助
2017年にコシヒカリとは違う美味しさを目指して開発された品種です。コシヒカリより粒が大きく食べごたえがあります。噛めば噛むほどに甘みを感じる粘り気のあるもっちり感はコシヒカリと同じですが、柔らかさはコシヒカリや他の品種と比較しても硬めです。味に関してもコシヒカリと同レベルを誇り、高い評価を得ています。
ゆきん子舞
新潟県では、コシヒカリ、こしいぶきに続く生産量を誇るゆきん子舞。粒が大きめで、ちょうど良い粘りとあっさりとした味が特徴です。新潟県のみで栽培されている品種となり、2008年に誕生した新潟県期待の新品種です。
新潟のブランド米を美味しく食べるコツ!炊飯器や鍋での炊き方や保存方法をチェック
美味しいお米を手に入れたら、次はちょっとしたコツを実践するだけで、さらに美味しく召し上がることができますよ。
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※2024年1~8月のデータ炊飯器で炊く場合の水加減や洗い方
お米を計量する際、計量カップを使い、きっちりと計っていますか?美味しいお米を食べるためには、きっちり計量することが大切です。
お米をきっちり計量する
炊飯器に付属した計量カップ(180ml)ならすりきり一杯で1合です。さらに正確に計量したい人は、キッチンスケールを使ってくださいね。1合は150gとなります。
お米の洗い方
- 最初は水をたっぷり入れて、2~3回軽く混ぜたらすぐに水を捨てます。最初は水を吸収しやすいので、手早く洗うことがポイントとなります。
- 水がない状態にして20回ぐらいかき混ぜ、水を入れて軽く混ぜてから水を捨てます。
- かき混ぜながら水を入れ、2~3回程度すすぎます。
水加減もきっちりと!
お釜に表示されている目盛りに合わせて水を注ぎます。その際、必ず平らな台の上で水加減を調節してください。炊きあがったお米を食べて柔らかすぎると感じたら、次回から少し少な目に設定してみるとお好みの硬さに調節できますよ。
ご飯をふっくら炊き上げるポイント
お米を炊く前には30分程度水に浸しましょう。米の中心部分まで水を吸収し、ふっくらと炊き上げることができます。炊き上げのお水に冷水を使うと、粘りや甘みが増してより美味しく炊きあがります。
最後の仕上げをする
お米が炊きあがったらそのまま放置せず、しゃもじで素早くご飯をほぐしましょう。余分な水分がとび、ご飯にツヤが出て食感も良くなります。かき混ぜすぎるとご飯が潰れてしまうので、大きくおこすようにふんわりと混ぜましょう。
鍋で炊く場合のコツとポイント
鍋でお米を炊く場合は、鍋のサイズに注意してください。炊きあがったお米が、鍋の5~7分目にくるサイズの鍋を使うのがベストです。1合だけを炊く場合は、直径15㎝前後の鍋がちょうど良いサイズとなります。
炊いたお米の保存方法や期間
炊いた後のご飯は冷凍保存がおすすめです。冷凍保存でのポイントは、炊きあがり後すぐのご飯を使うことです。炊きあがりすぐのご飯を使うと、水分の蒸発を防ぎ、温め直した時も炊きたてのようなフワフワのご飯を食べることができるのでおすすめです!
まとめ
新潟県産のブランド米を使ってポイントを抑えて炊き上げると、おかずがなくてもご飯だけで満足できるほどの美味しさを味わえますよ。ぜひ、今回ご紹介したブランド米の中からお好きな味・食感で選んで、ご紹介した炊き方を実践してみてくださいね!